1966年10月31日。
この日を一生忘れることはないだろう。
2023年10月6日。
この日を悔いる日も止まないだろう。
あなたの鼓動を1番近くで聞き。同じご飯を食べ。最も愛情を注いでもらった事を今更になって感じる。遅いのはわかってる。心配と迷惑しかかけていない僕を叱ることは一度としてなかった。
辛い時は抱きしめて。話しを聞き手を差し伸べてくれた。あなたのぼくらの26年間。
最後くらい笑わせられたかな。
堪らず涙を流した姿を見せてしまったね。
こんな時もどんな時も僕を気にかけて自分自身以上に大切にしてくれてありがとう。
伝えられなかったこともやり残した事も山積みのようにあるけれど、同じ言葉ばかり伝えてしまっていたけれど、僕は幸せでした。
始まりも終わりもそばに居られた。それだけで十分で、あなたのおかげで嫌いな場所も少し好きになれた。
交わした約束は果たせるように。
また届くように手紙を残すよ。
ここには書き切れない思いを。
写真は僕が作った。親父が選んだ。
上手くできなくて。ごめんね。
結婚記念日は祝うよ。結婚の報告もするね。
孫も見せるよう頑張るし。親父のことは任せてね。
こんな人生だなんて思わなかったけれど、あなたの子でそばにいられて幸せでした。
大好きです。ありがとう。
さようなら。母さん。
2023/10/8